こんにちは、みんみです。
このブログは、うさぎさんの臼歯の切削処置について体験したことを書いています。
奥歯が伸びすぎてしまい、7歳と8歳の時に奥歯を削る手術を2回行いました。
奥歯が伸びた原因は牧草を食べなくなってしまったから。
うさぎさんの歯は生涯伸び続けるので、削る必要があります。
前歯は木などをかじることで削れますが、奥歯は牧草など繊維が多い草ですり減らします。
奥歯が伸びると口腔内で刺さってケガをしてしまい、さらに嚙み合わせが悪くなってしまいます。(不正咬合)
うちのうさぎさんは奥歯が伸びすぎて曲がってしまい、嚙み合わせも悪くなり、
下の歯が上の口腔内に刺さっている状態でした。
痛くて食欲がなくなり、便のサイズも小さくいびつな形になりました。
病院は2か所でお世話になりました。
1回目は、近所の動物病院へ行きました。
血液検査とレントゲンを撮りました。
結果、奥歯によるケガが原因で、食欲がないことを説明されました。
また胃腸内にガスが溜まっていました。
奥歯を削るためには麻酔をして手術をしなければいけませんが、
薬剤に対してアナフィラキシーショック等の合併症が起こる可能性があること、
7才という高齢なので麻酔が心配なこと、
胃腸内にガスが溜まっているので、腹部が圧迫状態にあり、処置時に呼吸不全や循環不全等、状態の急変により亡くなってしまう可能性がある。
との説明を受けました。
また麻酔をしないと暴れて骨折をしてしまうこともあるそうです。
痛み止めと炎症を抑える薬をもらい、点滴をしてもらい通院しつつ様子をみました。
一時的にご飯は食べるようになり、便も戻りましたが
しばらくすると食欲がなくなりました。
やはり奥歯は口内で刺さっているので良くはなりません。
しかもずっと薬をあげるわけにもいきません。
手術をすることになりました。
高齢のため心配でしたが、数時間後、無事手術が終わったと連絡がありました。
手術中に呼吸が弱くなったこともあり、念のため1日入院しました。
手術が無事に終わったことに心の底から安堵しました。
しかし、牧草を食べないうさぎさん。
このままだとまた伸びてしまいます。
牧草を食べさせるため、ペレットの量を減らし、新鮮な牧草を置くようにしました。
ペレットを減らしたため、ご飯の時間になるとペレットに飛びつく姿がなんとも可愛かったです。
(牧草を食べておくれ。)
しかしあげた牧草は置いたまま残っている状態でした。
食べてるところをたまに見かけていたので、少しは食べていたようです。
案の定半年後にまた、食欲激減、便もいびつな形になり始めました。
これは…と再度病院へ行きました。
動物病院へ行くと、やはりまた奥歯が伸びて口腔内を傷つけていました。
先生はうさぎさんの年齢と2回目の麻酔を心配しているようでした。
前回おっしゃってた医療器具が足りないようなことも聞いていてたので、
もしかしたら犬猫の多い病院なのかもしれません。
麻酔なしで手術してくれる病院もあるし、
麻酔をかけて処置するならもちろんここでも大丈夫、と選択肢を増やしてくれました。
小動物専門の動物病院を探した方がいいのかも、と考え、
その後はとりあえずネット検索です。
2件目の動物病院
家から少し遠く小動物専門ではないが、うさぎの歯の手術を何件もやっている動物病院があり、
そこへ事前に電話で確認し、うさぎさんを診てもらいました。
先生はうさぎの扱いにとても手慣れていて、動物を大切に思っていることが伝わってくる先生でした。
やはりうさぎさんは高齢だし、麻酔の危険性についても説明をしてくださり、こちらの病院で手術をする決断をしました。
こちらの先生も、麻酔はしないと骨折してしまう危険があるとのことで、麻酔以外では手術はしないとのことでした。
連れて行った当日に手術をしてくれ、その日無事にうさぎさんと帰宅しました。
帰宅しても麻酔がきいてるのかぐったりとして立てないようでしたが、数時間後いつも通り元気になりました。
無事牧草を食べてくれるようになりました。
そこから特に与える方法は変えてませんでしたが、
新しい牧草を開封したら牧草をめちゃめちゃ食べてくれるようになり、
奥歯が伸びることなく元気に過ごしてました。
そんなに量が減らないので、交換はしていましたが、
開封して時間が経っていたいたので、風味が落ちていたのかもしれません。
さっさと新しいのを開けていれば良かった…。
ごめんね、うさぎさん…。
参考に通院や処置にかかった費用です。 1件目 計114,730円 ・血液検査、X線撮影、採血、点滴注射、お薬 26,040円 ・点滴注射、お薬 5,280円 ・点滴注射、お薬 7,680円 ・採血、血液検査、X線撮影、麻酔処置等 59,180円 ・点滴注射、お薬 8,480円 ・点滴注射、お薬 6,970円 ・再診料 1,100円 2件目 計38,280円 ・血液検査、X線検査、麻酔処置等 38,280円 合計 153,010円
まとめ
うさぎさんは捕食される側だからか痛みを隠すそうです。
食欲や便などよく観察することが大事ですね。
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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